12月後期 |
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12/31 Sat 今日は大晦日である。誰がなんと言おうと、大晦日だ。大晦日に大晦日は大晦日であり大晦日は大晦日でないと言ってもやっぱり大晦日なのだ。 大晦日と言われて思いつくものは何だろうか。紅白歌合戦?年越しそば?曙?違う違う。大晦日といえばあれしかないのだ。 そう、「 たけしのTVタックル番外編・ビートたけしの恐怖の大予言SP 」だ。 今、人類は絶滅の危機に晒されているのだ!こんな時に、たけしを見なくてどうする。世界を救うのは君たちなのだ。だから大晦日にパソコンばかりやってる暇は無いのだよ。…ああ、無情。 12/30 Fri こんな田舎な町なのに、割と外国人を見かける機会って多いのだ。今日も一人、駅でクロマニヨンっぽい親子を見かけたので、必死で会話を聞き取ろうとしたが、聞こえるのは「 トリノオリンピック 」という単語だけだ。うん、そりゃどこの国だってオリンピックの事の大きさは同じだ。話題にするのを当然のことだ。 しかし気になったのは、その子供の仕草である。突然手をばたつかせたと思えば、腰に両手を当ててよちよち歩きのような動き方をしたりするのだ。そう、ご存知の通り「 鳥のオリンピック 」だ。 話題にするのも同じかと思えば、考えていることも全く同じである。日本に住んでいるのだからそんな事を考えるのも頷ける。そうだ、喋る言葉は違っても、世界は、一つなんだ。(きれいなまとめ) 12/29 Thu 女性に歳を訊くのって難しい。いや訊くのは簡単だが、答えてもらったときの対応が難しいのだ。 若すぎる年齢を言えば、「 まだまだワタシは子供なのね… 」って傷つくかもしれない。かといって上の年齢を言うと「 ワタシって老けてるのね… 」って思われるかもしれない。 更にひどいのは「 えぇ〜。いくつに見えますぅ? 」みたいな返事だ。知らないよ。知らないから訊いてるんだよ。突っ込むわけにも行かない。 つまり、大体同じ年齢、よりにちょっとだけ低い年齢を当てなければならないのだ。これは難しい。どのくらい難しいかというと、これを見てもらえれば分かると思う。だんだん自信が無くなってきただろう。そうだろう、そうだろう。 しかし安心したまえ。落ち込むことは無い。女性に歳を尋ねる場、つまり合コンにいける男性は、それだけチャンスがあるということだ。誘われもしない人よりよっぽどマシというものだ。うん、自信与えてどうすんだ。 12/28 Wed 午前6時起床。トーストと紅茶を優雅に楽しむ傍ら、新聞で日本情勢を知る。 「 お迎えの準備が整いました 」 分かった、今行くよ…。全く、最近は爺はちょっと働きすぎである。年末だからと言って私のことばかり構っている訳にもいかないだろうに。そうだな、こんどバリ島にでも行ってもらって、体を休めてもらおうか。たまにはゆっくりとしてもらわないと、こちらが心配になるからな。 さて、塾の時間だ。最も僕には行っても行かなくても大して変わらないのだが、爺がうるさいものだからな…。ええと、今日の予定はなんだっけ。…ああ、午後から講習会か。この寒いのに外へ出歩くなんて貴族の僕がすることではないな。あー、うん、明日は久々に読書でもして…あー、ええともうなんだこの日常。 12/27 Tue 例えばクリスマスの夜に親戚の家で集まって食べた食事の後、満腹状態の時に出てきたケーキの恨めしそうな目を見たら 食べるしかないだろ。 ってぐらい切羽詰まった状況に陥られてます。 ニホンジン働キスギネー! 12/26 Mon ケーキが美味しい。 いちごのショートケーキが美味しい。チョコレートケーキが美味しい。レアチーズケーキが美味しい。ケーキの上の板チョコが美味しい。砂糖で出来たサンタが美味しい。スポンジが美味しい。クリームが美味しい。とにかくケーキが美味しいのだ。 ケーキ自体が美味しいのはもちろん、クリスマスに食べるケーキだからこそ美味しいのだ。ケーキがあってクリスマスがあり、クリスマスがあってケーキがあるのだ。それほどケーキが美味しいのである。 とまぁ例年通りケーキばっかり食べていたのだが、最近、ようやく気付いてしまったのだ。 一緒にケーキを食べる人の、重要性を。 12/25 Sun メリー・クリスマス! おはよう子羊たちよ!イブの日にすること無いのに意地張ってパソコンだけはしなかった君たち。素直にインターネットしてた君たちよ!イブはどう過ごしましたか?母さんと一緒?友達と一緒?恋人と一緒?ダメダメ、二次元はノーカンだよ。 え?先生はどうしたかって?そんなに聞きたいの?7時起きの男4人パーティの様子をかい?あ、聞きたくないの。うん、先生もそう思う。 というわけでですね、今日は聖夜ですよ。威勢良く言うとセイヤーですよ。別に威勢良く言う必要もないけど、ほら、マイナスのオーラをどうにか消そうかとね、先生なりに努力しているわけで、ね?(助けを求める目で) 12/24 Sat 「 クリスマス、何のゲームする? 」 戦慄。一言で言えばそんな感じだ。「 どうやって過ごす? 」あるいは「 誰と過ごす? 」でも無いのだ。大声で、涙が出てくるのでやめて下さい、と心の中では叫んでいた。でも、そうは言えない理由があるのだ。それは、思い当たりがあったから。キングダムハーツをやるなんて、とても言えなかったから。認めたくなかったから。言ったところで孤独感が増すだけだと分かっていたから。でも同士がいたことにちょっと安心した。 12/23 Fri 「 夏休みが終わってさ、浮かれたまま9月を過ごしてたんだよ。その後は中間テストに没頭してて、時間の経過なんてあっという間だったんだよ。終わったと思ったら、また期末テストだぜ。それが終わったらもう終業式じゃないか。“秋休みが欲しい”なんて言っている人は、今を生き過ぎてるんだよね。先へ、先へと目を向けていかないと、苦労するぜ。でもなんでだろうな?去年まではこんなに時の経過が早いなんて思った事は無かったのに 」 うーん、それは多分、君が馬鹿だからだろうな。だって、去年も同じ事を言ってたじゃないか。 12/22 Thu 学校の雪かきをする為に早く起きるなんて事ほど下らないことは無い。いや、あるけど。あるけどない。 当然ながら、真面目にやろうなんて気はさらさらない。そんなことは、たまに生えてる金髪を抜くか抜かないかという事と同じぐらいどうでもいいことなのだ。今考えることは、この早起きしてまで得た時間をどう有意義に使うか、である。 成り行きで、というか学生同士集まったら必然的に雪玉の投げ合いへと発展するわけである。雪合戦ではない、そこまで立派なものじゃないのだ。敵の背後から素早く投げて逃げるのだ。卑怯極まりない。 当然投げられた方もやり返さない訳が無い。しかしここでキレてはいけない。冷静に、そして怒りを雪玉に託すのだ。 私が今日、早起きして得たものは首筋の冷たさと、教師の怒鳴り声、そしてクラスメイトの反感だった。どれも貰って嬉しいものではない。そのところがちょっと失敗であった。 12/21 Wed この時期になると、学生にとって非常に厳しい通知票渡しというものがある。 自分の勉強に対する態度をずらずらと悪いように書きなぐってあるものだ。しかしその反面、私の学校では懇談の為3日間ほど4限で終わるようになっている。 師走、何かと忙しい時期だ(主にゲーム)。このチャンスに皆、思う存分遊び呆けるのだ。一体何をしようか?授業が始まる前からクラス雰囲気が違う。これはきっと、学校側が与えてくれた、唯一の慈悲であろう! さて、私が今日何をしていたか、それはもう気付いている方もいるだろう。そうだ、熟睡していたのだ。よりによって4時間も!くう、時の砂はどこにあるのだ? 12/20 Tue この時期に雪の積もった木の下を歩くのは、デブにカレーを賭けるようなものである。 自然に上から降ってきて、首に入ってもがく者もいるが、もっと危険なのは雪玉で強引に雪をかぶせようというものだ。ただ、これが成功したことは今まで1度しか見たことが無い。 こんなことはかわいいもので、玄関にわざわざ雪を持ってきてツルツルにし、ものすごい確立で転ばせるという必殺技まである。地味であるが、この悪戯による被害は、被害者のイケメン度に比例する。プライドがズタズタなのである。 慣れたものはいつでも雪玉をポケットに隠し持つのだ。いつ決闘が始まろうが、容赦はしない。たとえ上級生でも。 …しかしこれらの悪戯によって喧嘩になるのは極僅かである。「悪戯以上、いじめ未満」。これが大切なのだ。 12/19 Mon 久々に天気がいい日だったので出掛けようとして、10分ほど歩いたらもう大嵐だ。多少時間を置いて天候が悪くなる辺りが悪意の感じどころだ。うーむ、フロンツさんの言葉を借りるなら、さすが魔都、金沢と言ったところか。 そういう時に困るのが、風と雪の連携プレーだ。せめてどっちかにしてくれれば、少なくとも雪の手からは逃れられるのである。風と雪というのはどちらも私の好きなものなのに、もうちょっといい感じにマッチして欲しいと願うばかりである。 と、嵐の中歩いていたわけだが、問題だったのは帰りの方だ。天気はいい。しかし先程のことがあるので、迂闊には外に出れない。さあどうする。 …私が選択したのは帰るというもの。もちろん失敗だった。 今日私が痛い思いをして得た教訓は、「惑わされるな」、である。教訓といっても多分また、繰り返すことだろう。そういう人間なのだから、仕方が無い。 12/18 Sun ハロゲンヒーターが怖い。 そこらのヒーターやガスストーブなんかよりもよっぽど怖いのだ。 小さい頃、部屋のハロゲンヒーターを付けていて、無意識のうちに網目にペンを引っ掛けておいたのである。ちょうどキャップの部分が引っ掛かって、ペンが宙吊りになっている状態だ。必然的に、ペンの端の部分がヒーターの中心部分、即ち一番熱い所に近くなる。私はそのまま放っておいた。 さて、ペンはどうなっただろう。ほんの数分で下半分はドロドロだった。端の部分などもはや原形を留めていない。 この光景が頭から離れらずに、現在までずっとトラウマだったのだが、最近やっと克服してきた。 いくらトラウマでも、寒さには敵わない。あの場景は忘れられないが、今現在の寒さの方がよっぽど我慢ならない。 「寒さは恐怖に打ち勝つ」。名言である、これは。 12/16 Fri 徒歩通学の自分にとって、雪の通学路ほど嫌なものは無い。 まず歩道が無い。都会ならそうでもないかも知れないが、とりあえずここは本当に歩道が通れない。いくら担任が車道を歩くなと言ったって、それは不可能というものだ。 そして、雪が湿っているせいでほんと数分でびしょびしょだ。綺麗に乾いた状態で学校に着いた者は、今だ現われてはいない。 しかも、学生ともなれば雪を見て丸めない訳が無いだろう。子供だといわれようとも、これは体が勝手に動くのであって、自分の意思でコントロールしている訳ではないのだ。帰宅しても手が真っ赤。数十分はまともに動かない。一回ズボンのチャックが開けられなくて本当にやばかったので、ちょっと反省しているのだが、手袋をしていてもこれだけは対処できない。 体が寒いのはもちろんだが、心も寒い。一緒に帰る人がいるならばまだ大丈夫かもしれないが、家はぽつんと一つだけ全然違う道にあるので、そうもいかない。いやもしかすると家のせいではないかもしれない。どうしよう。寒いのはもう慣れたので、そろそろ誰か愛を下さい。そうすればまだ生きられるかもしれない。 |
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